任意売却をするメリットは何ですか?

2011
06.17
住宅ローンが返済できなくなってしまった場合の選択肢として任意売却があります。競売に比べてさまざまなメリットがあることで知られていますが、具体的にどのような点が挙げられるのでしょうか。

最大のメリットは時間をかけて高く売ることができる点です。競売の場合、限られた期間で入札が行われるため、かなり安い価格で売られてしまいます。しかし任意売却の場合は不動産業者が通常の不動産物件と同じ販売方法で売り手を探すため、高く売ることができます。それだけ借入金を多く返済でき、残高を減らすことができます。

それから内密に進めていくことができる点。通常の不動産取引と同じ方法で売却するわけですから、経済状況の苦境で住宅ローンを支払えなくなったことを近隣の人や親戚などに知られずに済みます。競売の場合は裁判所や他の役所の人が家を訪れて調査をするなどどうしても目立ってしまう面があるのです。

不動産売却にかかる諸費用がかからない点も挙げられるでしょう。通常の不動産売却では抵当権抹消にかかる費用や不動産会社への仲介手数料がかかりますが、任意売却では売却後に債権者がすべて支払うことになっています。もちろんその分返済に充てる金額が少なくなるわけですが、当座の現金に困っている状況ではこれ以上の負担がなくて済むのは大きなメリットとなるでしょう。なお、滞納した住民税や固定資産税、マンションの場合は管理費の滞納も支払ってもらうことができます。

ほかには債権者との協議によっては引越し費用や新生活に必要となる当座の生活費などを出してもらうことも可能です。こういったメリットがあるからこそ、競売に付される前に任意売却を選択することが重要になるのです。

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